高コレステロール血症の治療薬

高コレステロール値の治療薬としては、リピトール・メバロチン・リポバスといった「スタチン系薬剤」や、コレスチラミン・コレバインなどといった「陰イオン交換樹脂製剤」を処方されることが多い。

コレステロール値が高くなった状態である【高コレステロール血症】

血液中のコレステロールや中性脂肪が基準値以上に多くなった状態を高脂血症(脂質異常症)といいます。

高脂血症(脂質異常症)の種類としては、コレステロール値のみが高くなった状態である【高コレステロール血症】と、中性脂肪値のみが高くなった状態である【高トリグリセライド(中性脂肪)血症】、またコレステロールと中性脂肪の両方の数値が高くなる状態である【複合型高脂血症】とに分類されます。

上記のような高脂血症と診断された場合の治療方法としては食事療法や運動療法、薬物療法などが挙げられますが、基本は食事療法と運動療法によって生活習慣を改善する事が大前提となるようです。

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高コレステロール値の治療で処方される薬

高脂血症(脂質異常症)の治療方法として、先ずは食生活の見直しや運動を取り入れることで改善を図るように進めていくのですが、実際には食事や運動での治療には限界があるといったことも現実なようで、それらの手段だけでは改善が困難だと診断される症例では薬物療法を中心とした治療が用いられるようです。

高コレステロール値の治療薬としては、肝臓にあるコレステロールを作る酵素の働きを抑えて、コレステロールの合成を抑制するリピトール・メバロチン・リポバスといった「スタチン系薬剤(HMG-CoA還元酵素阻害剤)」や、

胆汁酸を吸収して便と共に体外へ出すことでコレステロールの排泄促進作用がある、コレスチラミン・コレバインなどといった「陰イオン交換樹脂製剤」を治療薬として処方されることが多いようです。

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美容外科ならぬ美容内科
メスを使う美容整形や美容外科とは一線を画し、内科医の立場から美容を含めた診察・治療を行う「美容内科」という“美容ジャンル”が少し前からあるようです。
美容業界ではアンチエイジング(抗加齢治療)や体内毒素を排出するデトックスなど、最近よく耳にする美容関連キーワードに共通するのは「体内から美しく健康に」という考え方が主流のようで、
今まで主流であった整形外科医ではなく内科医の先生が開業した、肥満や美容対策を専門としたクリニックにも人気が定着してきているそうです。


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