コレステロール値の正常値(基準値)

総コレステロールで「220mg/dl以上」、悪玉コレステロール(LDL)で「140mg/dl以上」は注意。

コレステロール値の基準値(正常値)を知っておく

一般的にコレステロールが高いといわれるのは、

血中の総コレステロールで「220mg/dl以上」、悪玉コレステロール(LDL)で「140mg/dl以上」とされています。

日本動脈硬化学会の高脂血症診療ガイドラインにおける、高脂血症(脂質異常症)の診断基準として下記の数値が掲げられていますが、この検査値は体質、年齢、性別、食事内容、体調等で変化するため、定期的な健康診断を受けることが大切です。

また、あくまでも目安となる数値ですし、それぞれの数値の内訳によって対策も変わってきますので、基準値(正常値)を知っておくのは大切ですが、自己判断のみに頼らず専門医の指導をあおるように心掛けましょう。

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コレステロール値による高脂血症の診断基準

<高脂血症(脂質異常症)の診断基準>空腹時の採血による数値

高コレステロール血症・・・・・・総コレステロール≧220mg/dl

高LDLコレステロール血症・・・LDLコレステロール≧140mg/dl

低HDLコレステロール血症・・・HDLコレステロール<40mg/dl

高トリグリセリド血症・・・・・・中性脂肪(トリグリセリド)≧150mg/dl

(日本動脈硬化学会の高脂血症診療ガイドラインより)

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トランス脂肪
トランス脂肪(トランスファット)とは、植物性油(や魚油)を部分水素化という化学反応をさせてマーガリン、ショートニングなどを製造する過程で生じる、
”狂った脂肪酸”(異常で不健全な結合)、いわば「奇形油脂」のことであり、トランス脂肪を過剰に摂取すると、
血液中の悪玉コレステロールの増加と善玉コレステロールの減少を促進し、心臓病のリスクが高まるなどといわれています。
アメリカでは、米国医学学会の発表を受けて、全ての加工食品にトランスファット含有量の表示義務規制が2006年1月1日から実施されています。


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