超悪玉コレステロールとは?

通常の大きさのLDLに比べて粒が小さい、超悪玉コレステロール。

超悪玉コレステロールは小型タイプのLDL

血液中のHDLとLDLのバランスが崩れてLDLが増え過ぎると、動脈硬化を引き起こさせるということから、「悪玉コレステロール」と呼ばれているLDLコレステロールですが、

通常の大きさのLDLに比べて粒が小さい、小型タイプのLDLを多く持っている人もいるそうです。

アメリカの調査研究において発表されたところによると、通常の大きさのLDLを多く持っている人よりも、小型タイプのLDLを多く持っている人の方が、心筋梗塞を引き起こす確率がおよそ3倍にまで高くなると述べられているようです。

このようなことから、「悪玉コレステロール」のなかでも小型タイプのLDLは、「超悪玉」といったところでしょうか。

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超悪玉コレステロールと中性脂肪の関連

「超悪玉コレステロール」である小型タイプのLDLが増える要因として、中性脂肪が挙げられています。

中性脂肪が多くなるほど、それに伴い超悪玉コレステロールも多くなることが分かっているそうです。

「超悪玉コレステロール」を多く持つ人の目安としては、下記の条件に該当する場合が挙げられるとのことです。

・数年に渡り中性脂肪値が200mg/dl以上
・中性脂肪値が150mg/dl以上であり、それに加えて最高血圧が130mmHg以上、最低血圧が85mmHg以上、血糖値が110mg/dl以上

上記の条件はあくまでも目安なので、気になる場合は医療機関にて診断をしてもらうようにしましょう。

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隠れ糖尿病
通常の健康診断では見抜くことができないと言われている新しいタイプの糖尿病である「隠れ糖尿病」というのが話題になっているそうです。
隠れ糖尿病の特徴は、空腹時の血糖値は正常なのに、食後に特殊な検査をすると血糖値が糖尿病患者なみの数値まで跳ね上がるとのことです。
日本人の場合、空腹時の血糖値が正常な人のおよそ3割がこの体質を持つという研究まであるらしく、空腹時の血糖値だけではなく、食後の血糖値の急上昇にも注意が必要だと言われ始めています。


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