HDLコレステロール

「善玉コレステロール」と呼ばれているHDLコレステロール。

HDLコレステロールの役割り・働き

「リポタンパク質」という複合体粒子のひとつであるHDLによって、血液中を運ばれるのがHDLコレステロールで、いわゆる「善玉コレステロール」と呼ばれているものです。

血液検査で測ることのできるHDLコレステロール値は、HDLによって運ばれているコレステロール量のことです。

HDLコレステロールは、体内の血管や組織から余分なコレステロールを集めて回収し、肝臓へ運んでいくという働きをしてくれます。

血液中の余分なコレステロールを肝臓に運ぶことで血管内の掃除を行い、その結果として動脈硬化を予防することから「善玉コレステロール」と呼ばれているのです。

イメージ1

HDLコレステロール値が低いと

「悪玉コレステロール」と呼ばれているLDLコレステロールが増えると、動脈硬化を進行させたりなどの問題を引き起こすのですが、同じように、HDLコレステロールが少ないと動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクが高くなります。

悪玉コレステロールが多いことも問題であるが、善玉コレステロールの値が低いことの方が問題であるとも言われているようです。

HDLコレステロールは、ストレスによって減少するともいわれていますので、過度のストレスや疲れを溜め込まないように心掛けましょう。また、たばこの喫煙や肥満による影響などからもHDLコレステロールは減少するといわれてので気をつけましょう。

逆に、適度な運動によってHDLコレステロールが増えるとされているので、継続的に続けられるような運動を日常に取り入れるようにしましょう。

イメージ2

美容外科ならぬ美容内科
メスを使う美容整形や美容外科とは一線を画し、内科医の立場から美容を含めた診察・治療を行う「美容内科」という“美容ジャンル”が少し前からあるようです。
美容業界ではアンチエイジング(抗加齢治療)や体内毒素を排出するデトックスなど、最近よく耳にする美容関連キーワードに共通するのは「体内から美しく健康に」という考え方が主流のようで、
今まで主流であった整形外科医ではなく内科医の先生が開業した、肥満や美容対策を専門としたクリニックにも人気が定着してきているそうです。


コレステロール@健康メモの項目タイトル