基礎体温の様々なパターン

一般的とされる基礎体温のグラフ・パターン以外に、不安定な状態が続く場合もよくあります。

基礎体温に不安定な状態が続く場合

基礎体温表・グラフの見方の項目にて、もっとも一般的とされる基礎体温のグラフ・パターンを示しましたが、

それとは異なるが、よく見られる基礎体温のパターンを幾つか紹介します。

基礎体温表に描かれるこれらの基礎体温パターンから、それぞれについてある程度のことを推測することは出来ますが、

基礎体温に不安定な状態が続く場合や、不安な時には専門医に受診しましょう。

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基礎体温表のさまざまなグラフ・パターン

基礎体温グラフ1

<高温期がない>

排卵していない可能性が高く、「無排卵性月経」が強く疑われます。

ただ特に異常がない人でも無排卵になることはあり、2〜3カ月測定してみて、高温期が確認できれば心配いりません。


基礎体温グラフ2

<高温期が短い>

高温期が短いという場合、黄体の働きが悪いということがまず想像されます。

2〜3カ月基礎体温を測って、毎回10日間をきるような人は黄体機能不全の疑いがあります。


基礎体温グラフ3

<高温期がずっと続く>

黄体ホルモンの分泌はふつう2週間ほどでストップします。

しかし、妊娠するとプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が止まらなくなるため、高温期が続きます。

このことから高温期が3週間以上続く時は妊娠の可能性があります。


基礎体温グラフ4

<高温期に低温期が混じる>

高温相が続かず、途中で体温が下がる日がある場合には、「黄体機能不全」といって、ホルモンのバランスが崩れたことが疑われます。

また、ストレスや自律神経が不安定なときにも見受けられ、妊娠しにくい状態でもあります。


お肌の新陳代謝を考えて
皮膚の表皮は4層になっていて、表皮の一番外側の層が角質層と呼ばれるものです。
この角質層は、化粧品や汚れなどで常に外からの刺激を受ける部分なので、新陳代謝も活発に行われ、下の層から新しい角質層がどんどん作られていきます。
古い角質層は入浴などで自然に剥がれ落ち、ほぼ1ヶ月周期で新しいものに入れ代わる仕組みになっていますから、
ゴシゴシと必要以上に強くこすって洗うというのは、せっかくつくられた新鮮で若い角質層までも削りとってしまうことになります。


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