赤ワインのポリフェノール

ワインのポリフェノール含有量は白・ロゼと比較して赤ワインに多く含まれる

ワイン・ポリフェノールといえば赤ワイン

ポリフェノールといえば赤ワイン!といったイメージを持たれる方はたくさん居られると思いますし、

いまでは「お茶のカテキン」「大豆食品のイソフラボン」「そばのルチン」「チョコレートやココアのカカオマス・ポリフェノール」などなど、

活性酸素を除去する抗酸化作用のあるポリフェノールの種類が、テレビや雑誌の健康特集などで頻繁に取り上げられることもあり、ポリフェノールにも豊富な種類があることを知ることとなりました。

しかし、そもそもポリフェノールというモノが健康面から身体に良いということを私たちが知ることとなり、その後のポリフェノール・ブームというべき認知度の広がりを見せるキッカケになったのが「赤ワイン」だったのでは?と感じます。

お酒好きの人も含めて、今までワインをさほど飲まなかった人でも、「どうやらワインは身体にイイらしい!」ということで、飲み始めるようになった人もけっこう多いんではないでしょうか?

イメージ1

赤ワインにポリフェノールの含有量が多い理由

白・赤・ロゼとあるワインの中でも、ポリフェノールは特に赤ワインに多く含まれているらしいのですが、

赤ワインの中には、フラボノイド、アントシアニン、カテキンをはじめ、リスベラトロールやタンニンなど、いろいろな種類のポリフェノールが含まれています。

では何故、ワインの中でも赤ワインにポリフェノールが多く含まれているのか?ということですが、

皆さんもご存知のようにワインの原料となるはブドウ(葡萄)ですが、ブドウに含まれるポリフェノールというのは、ブドウの果皮と種にほとんど含まれており、全体からみるとブドウの果肉自体にはひじょうに少ない割合でしか含まれていないそうなんです。

なので、ブドウの果肉だけではなく果皮や種なども原料として一緒に発酵させ、長期間熟成させる赤ワインにはポリフェノールの含有量が多く、果皮と種を使わないで作られる白ワインではポリフェノールの量が少ないらしいです。

イメージ2

ファイトケミカルス
一般的にビタミン、ミネラルなどの栄養素は、 それぞれ単独では機能せず、他の栄養素の助けを借りることができてこそ機能し始めるとされており、こういう働きを相互作用といいます。
天然成分には、合成成分には無い微量栄養素も一緒に含まれているのですが、このような植物に含まれる栄養価をもった微量栄養素のことを、
「植物化学栄養素(ファイトケミカルス)」と呼びます。
ビタミン、ミネラルなどの栄養素は、この微量栄養素(ファイトケミカルス)の相乗効果で体内の於いてより吸収率を高めてくれるのです。


ポリフェノールと活性酸素の基礎知識

ポリフェノールの種類・仲間と効能・効果