ミントポリフェノール

ミントポリフェノールはペパーミントに含まれる花粉症の症状緩和作用があるとされるポリフェノール

ミントポリフェノールの効能・効果

ミントポリフェノールとは、シソ科の植物であるペパーミントに含まれる成分で、活性酸素に対する抗酸化作用があるとされるポリフェノールの一種です。

基本的にポリフェノールには、私たちの体内で必要以上に増えた活性酸素を除去するといった抗酸化作用があり、さまざまな病気と関連すると言われる活性酸素の弊害を抑制し、生活習慣病の予防に良いとされています。

ペパーミントに含まれるミントポリフェノールには、アレルギー症状の緩和に役立つといった、抗アレルギー作用があるということで注目されています。

ミントポリフェノールによるアレルギー症状の緩和ということでは、日本で患者数の多いスギ花粉症をはじめとする花粉症に対して、花粉症の症状である「くしゃみ、鼻水、鼻づまり」など鼻粘膜の炎症に効果がみられると発表されているとのことです。

ちなみにミントポリフェノールは、ペパーミントに含まれる香り成分を抽出した後、捨てられていた葉や茎の部分を調べていたら発見された成分だそうです。

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ミントポリフェノールで花粉症対策

ペパーミントは市販のガムやキャンディーなどにも利用されており馴染みのある植物だと思いますが、和名では西洋ハッカと呼ばれている、スーッとした清涼感・爽快感のある香りをもつハーブです。

花粉症シーズンになると鼻粘膜の炎症で鼻がむずむずしたり、くしゃみや鼻水が止まらないなど、花粉症独特の症状で悩ませれる人も多いと思います。

そういった方はペパーミントのハーブをお湯で抽出して飲めば、ミントポリフェノールがペパーミント・ハーブティーの中に溶け込み、体内に吸収できるそうなので、一度試してみてはいかがでしょうか?

植物に由来する芳香成分(精油)などを利用して、肉体面・精神面の健康や美容を増進するアロマテラピーの世界では以前から、

花粉症による不快な症状を緩和させる効果が期待できるとされ、ペパーミントのアロマオイル(エッセンシャルオイル)が使用されているそうです。

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トランス脂肪
トランス脂肪(トランスファット)とは、植物性油(や魚油)を部分水素化という化学反応をさせてマーガリン、ショートニングなどを製造する過程で生じる、
”狂った脂肪酸”(異常で不健全な結合)、いわば「奇形油脂」のことであり、トランス脂肪を過剰に摂取すると、
血液中の悪玉コレステロールの増加と善玉コレステロールの減少を促進し、心臓病のリスクが高まるなどといわれています。
アメリカでは、米国医学学会の発表を受けて、全ての加工食品にトランスファット含有量の表示義務規制が2006年1月1日から実施されています。


ポリフェノールと活性酸素の基礎知識

ポリフェノールの種類・仲間と効能・効果