病期(ステージ)
癌の大きさや他の臓器への広がり方で癌を分類し、進行の程度を示すもの。
病期(ステージ)とは
病期(ステージ)とは、いろいろな検査によって患者さん自身の癌の大きさや他の臓器への広がり方で癌を分類し、進行の程度を示すものです。 すい臓がん(膵臓癌)の場合ですと、 病期の決め方には日本膵臓学会が定めた膵癌取扱い規約と、欧米諸国を中心に国際的に使われているUICC分類があります。 日本の医療機関においては通常、前者の日本膵臓学会の膵癌取扱い規約に従って情報が取り扱われるとされているようです。 |
5年生存率
5年生存率は、がんの治療後に完治したかどうかを判断する目安となっている統計的な数値で、治療成績としても見られています。 また、同一のガンにしても全病期(全ステージ)における5年生存率と、病期別(各ステージ別)による5年生存率は、切り離して捉えないといけません。 ちなみに、がん専門病院でつくる「全国がん(成人病)センター協議会」は、加盟施設別に「胃がん・肺がん・乳がん・大腸がん・子宮頸(けい)がん」といった五つのガン患者の「5年生存率」を公表しています。 |
たばこ外箱の健康警告 |
【すい臓関連ニュース&トピックス】
ガンの進行度を示すものに「病期(ステージ)」というものがあるということをご存知の方も多いと思われますが、この病期の分類はガンの種類によって異なってきます。
すい臓がんの病期(ステージ)の診断としては、日本膵臓学会の規約による分類もしくは国際的な分類であるUICC分類のどちらかが用いられています。
分類の内容が多少異なるものの、最も早期であるとされる「ステージI」に関してはどちらの場合も、リンパ節への移転がないということと、ガンの大きさが2cm以下で膵臓内にとどまっているといった場合に該当します。