グルカゴン

すい臓(膵臓)のランゲルハルス島にあるα細胞から分泌されるホルモン。

グルカゴンとは

グルカゴンとは、インスリン(インシュリン)と同じく、すい臓(膵臓)から分泌される血糖値を調整するホルモンのことです。

インスリンと同じく血糖値を調整するホルモンなのですが、インスリンが血糖値を上昇し過ぎないよう調節する働きをするのに対して、

グルカゴンのほうは反対に、血糖値が下がって糖を必要とするようになったときに肝細胞に作用して、グリコーゲンの分解を促進するというふうに、血糖を上昇させるホルモンです。

グルカゴンは膵臓ランゲルハンス島のA細胞(α細胞)で生合成、分泌されます。

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糖尿病と低血糖

糖尿病という病気は、インスリンの分泌量や働きそのものが悪くなるため高血糖状態が続くので、それを治療するには血糖を下げる飲み薬やインスリン注射を使うこととなります。

しかしながら薬やインスリン注射が効き過ぎて血糖が下がり過ぎるといったこともありえるので、糖尿病の治療を実施している際には低血糖に注意しなければならないこととなります。

低血糖の症状としては、運動もしていないのに汗が出だしたり、手足のふるえ、動悸、空腹感、不安感、脱力感、吐きけ、眠気などといったことが生じたり、他の持病を持ち合せている人では急な意識障害を起こす場合もあります。

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健康食品に認証マーク
健康食品の消費拡大に伴い、厚生労働省は成分基準の新設や認証マークの導入検討など、安全性確保のための総合的な対策づくりに乗り出し、2007年度中に取りまとめる方針とのこと。
検討会では色々と議論され基準を設ける対象や具体的内容、基準を満たした商品に認証マークを付け、それ以外と区別することなどを検討する。
現在においては「特定保健用食品(トクホ)」として許可された製品だけは国が審査しているが、それ以外の製品は製造・販売業者の責任に委ねられている。



【すい臓関連ニュース&トピックス】

このホームページにおいて、すい臓がんというのは癌の種類の中でもひじょうに厄介な病気であるという事を再三述べていますが、これは早期で発見することが難しく、診断された時点ではかなり進行していて、病巣を切除するといった外科的手術の対象とはならないケースが多いという現状があるからです。

また、外科的手術の対象となる場合であっても、その手術自体がひじょうに高度な技術を必要とするものとのことなので、どこの病院であってもある程度の治療結果が得られるとは限らないといった実情があります。

このような事から可能な限り、すい臓がんに関して経験が豊富な医師が居られる医療施設で受診ならびに治療をすることが望まれます。

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