CT検査

患者さんの体の周りからエックス線を当てて体内の情報を収集する画像検査。

CT検査とは

CT検査とはコンピューター断層撮影のことで、患者さんの体の周りからエックス線を当てて体内の情報を収集し、それをコンピューターを用いて処理して断面図を得る画像検査です。

高速に回転するエックス線発生装置と感知装置により、体の断面を映し出し検査することができます。

最近はCT検査に使用される機器の進歩もめざましく、かなり小さな病変が発見できるようになり、すい臓がん(膵臓癌)の診断にも不可欠な検査法です

イメージ1

CT検査の造影剤

CT検査を実施する際には、小さな病変を見つける為とより正確な診断をするために造影剤を使うことがあり、一般的に腕の静脈 から造影剤を注入してからCT検査を始めます。

造影剤を使用することにより患者さんにとっては熱感を生じるなど幾つかの反応を感じる場合があり、アレルギー体質の人などでは、吐き気やおう吐などといった副作用の起こる可能性があります。

ただし、検査前に体質などのチェックを問診されますし、基本的に造影検査を行う医療機関では副作用に対処する準備がされていますので、あまり不安視することもないと思われます。

イメージ2

ドロドロ血液
血液サラサラとか血液ドロドロなどとよく見聞きしますが、極端な場合を除けばドロドロよりはサラサラにこしたことはないというのは言うまでもありません。
血液がドロドロになっていたり、血管がボロボロになっていると血管が詰まり、脳や心臓の病気になりやすいのですから要注意ということです。
血液をドロドロにする原因としてはいろんな要因が挙げられますが、「水分補給不足」「脂っこいものや味の濃いものをよく食べる」「過激な運動」などの習慣も大きな要因となります。



【すい臓関連ニュース&トピックス】

このホームページにおいて、すい臓がんというのは癌の種類の中でもひじょうに厄介な病気であるという事を再三述べていますが、これは早期で発見することが難しく、診断された時点ではかなり進行していて、病巣を切除するといった外科的手術の対象とはならないケースが多いという現状があるからです。

また、外科的手術の対象となる場合であっても、その手術自体がひじょうに高度な技術を必要とするものとのことなので、どこの病院であってもある程度の治療結果が得られるとは限らないといった実情があります。

このような事から可能な限り、すい臓がんに関して経験が豊富な医師が居られる医療施設で受診ならびに治療をすることが望まれます。

すい臓(膵臓)関連用語の項目タイトル

すい臓(膵臓)カテゴリー別記事一覧