CT検査
患者さんの体の周りからエックス線を当てて体内の情報を収集する画像検査。
CT検査とは
CT検査とはコンピューター断層撮影のことで、患者さんの体の周りからエックス線を当てて体内の情報を収集し、それをコンピューターを用いて処理して断面図を得る画像検査です。 高速に回転するエックス線発生装置と感知装置により、体の断面を映し出し検査することができます。 最近はCT検査に使用される機器の進歩もめざましく、かなり小さな病変が発見できるようになり、すい臓がん(膵臓癌)の診断にも不可欠な検査法です |
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CT検査の造影剤
CT検査を実施する際には、小さな病変を見つける為とより正確な診断をするために造影剤を使うことがあり、一般的に腕の静脈 から造影剤を注入してからCT検査を始めます。 造影剤を使用することにより患者さんにとっては熱感を生じるなど幾つかの反応を感じる場合があり、アレルギー体質の人などでは、吐き気やおう吐などといった副作用の起こる可能性があります。 ただし、検査前に体質などのチェックを問診されますし、基本的に造影検査を行う医療機関では副作用に対処する準備がされていますので、あまり不安視することもないと思われます。 |
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たばこ外箱の健康警告 |
【すい臓関連ニュース&トピックス】
すい臓がんというのはガンの中でもひじょうに治療が困難であるとされているのですが、先だって抗がん剤の効果を高める新たな治療法というものが開発されたそうで、すい臓がんに対しても効果が期待できるということらしいです。
その治療法というのは、がん細胞がある周辺の血管を再生するというもので、がん細胞周辺の血管の機能が正常化することで抗がん剤が運ばれやすくなり、その結果として抗がん剤の効き目が得やすくなるとのことです。
まだマウスでの研究結果なので、更なる臨床試験などが必要だと思われますが、大いに期待できる治療法と言えるのではないでしょうか。