ランゲルハンス島

すい臓(膵臓)の組織内に島状に散在する内分泌性細胞群。

ランゲルハンス島とは

ランゲルハンス島とは、すい臓(膵臓)の組織内に島状に散在する内分泌性細胞群のことで、別名を膵島(すいとう)という。

ランゲルハンス島は、膵臓の中で血糖量を低下させるインスリン(インシュリン)およびグルカゴンなどのホルモンを分泌する細胞塊です。

すい臓のこの部分を顕微鏡で観察すると、群島状になっているところからこのように命名されたようです。

ちなみにランゲルハンスとは、ドイツの病理学者の名前です。

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1型糖尿病

糖尿病は、大きく分けると「1型糖尿病」と「2型糖尿病」のタイプに分けられ、日本では2型糖尿病の患者さんの方が95%以上という圧倒的な割合を占めています。

1型糖尿病は、インスリンを作って貯蔵したり、分泌をしている「すい臓のランゲルハンス島」が正常に機能していないために発症するといわれているのですが、その原因としての明確な原因は分かっていないようです。

1型糖尿病は比較的若いうちに発症するケースが多いようですが絶対的とは言えず、中年になってから起こる場合もあるそうです。

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たばこ外箱の健康警告
たばこの警告表示は現在、外箱の表裏にそれぞれ30%以上の面積を占めることが義務づけられているのですが、これにより喫煙をやめた人は1割にとどまり、6割の人が喫煙量も減らしていないことが財務省の調査でわかった。
タバコは百害あって一利なしと言われ続けており、化学的や統計的にも体に悪いことは言わずもがなで承知済みの方も殆どだと思われます。
実際に喫煙されている方でもそれらのことは承知の上だと思いますが、「わかっちゃいるけどヤメられない」ということでしょうか・・・



【すい臓関連ニュース&トピックス】

すい臓がんに関する危険因子としては、糖尿病、慢性膵炎、喫煙、飲酒などいろいろあるとされているのですが、近年では近親者にすい臓がんを発症した人が居るかどうかという「家族歴」も重要なリスクファクターとして考えられています。

ある統計データによると、すい臓がんの罹患者が近親者に1人いると発症リスクが2倍になり、近親者に2人罹患者がいた場合となると6倍にも発症リスクが高くなるとされています。

あくまでも統計ですので、全ての人に該当するかとは言い切れませんが、近親者に居られたという方であれば、特に意識しておくに越した事はないと思います。

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