ランゲルハンス島

すい臓(膵臓)の組織内に島状に散在する内分泌性細胞群。

ランゲルハンス島とは

ランゲルハンス島とは、すい臓(膵臓)の組織内に島状に散在する内分泌性細胞群のことで、別名を膵島(すいとう)という。

ランゲルハンス島は、膵臓の中で血糖量を低下させるインスリン(インシュリン)およびグルカゴンなどのホルモンを分泌する細胞塊です。

すい臓のこの部分を顕微鏡で観察すると、群島状になっているところからこのように命名されたようです。

ちなみにランゲルハンスとは、ドイツの病理学者の名前です。

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1型糖尿病

糖尿病は、大きく分けると「1型糖尿病」と「2型糖尿病」のタイプに分けられ、日本では2型糖尿病の患者さんの方が95%以上という圧倒的な割合を占めています。

1型糖尿病は、インスリンを作って貯蔵したり、分泌をしている「すい臓のランゲルハンス島」が正常に機能していないために発症するといわれているのですが、その原因としての明確な原因は分かっていないようです。

1型糖尿病は比較的若いうちに発症するケースが多いようですが絶対的とは言えず、中年になってから起こる場合もあるそうです。

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男性の健康に関する意識
健康志向が高まりを見せる中、ある調査会社が世の中の男性がどの程度健康に対する意識的な取り組みを行っていたり、健康に対して危機感を抱いているのかを調査したところによると、
半数以上の男性が、「自分自身をメタボリック症候群またはメタボリック予備軍だと感じたことがある」と回答。
メタボリックという言葉自体の認知度がここ数年で広まったことも含め、日頃の食生活や運動不足に対しこのままでは危ないかも?と、密かに危機感を感じている世の男性方が二人に一人の割合にもなる。



【すい臓関連ニュース&トピックス】

癌という病気に関してはよく「5年生存率」というものがいわれるのですが、これは治療後に癌が完治したかどうかを判断するひとつの目安として用いられているわけですが、当然の事ながら癌の種類によって変わってきますし、同じ癌であっても治療を開始した時点でどの程度進行していたかによっても異なります。

そこで、癌の種類(部位による違い)での生存率を統計的にみてみると、すい臓がんというのは5年生存率が極めて低く、このことからもいかに厄介な病気であるかが窺い知れると思います。

30数年前頃では同じように5年生存率が低かった肝臓がんや肺がんが、その後改善されて向上傾向にあるのに対して、すい臓がんは現在に至っても全くの横ばい状態といえる推移しか示していないといったデータもあり難治性がんの代表といえるのですが、あくまでも相対的な統計であり、医療機関の違いや発見時の進行度によっても差があるので、全く光明がないというワケではないと思われます。

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