ランゲルハンス島

すい臓(膵臓)の組織内に島状に散在する内分泌性細胞群。

ランゲルハンス島とは

ランゲルハンス島とは、すい臓(膵臓)の組織内に島状に散在する内分泌性細胞群のことで、別名を膵島(すいとう)という。

ランゲルハンス島は、膵臓の中で血糖量を低下させるインスリン(インシュリン)およびグルカゴンなどのホルモンを分泌する細胞塊です。

すい臓のこの部分を顕微鏡で観察すると、群島状になっているところからこのように命名されたようです。

ちなみにランゲルハンスとは、ドイツの病理学者の名前です。

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1型糖尿病

糖尿病は、大きく分けると「1型糖尿病」と「2型糖尿病」のタイプに分けられ、日本では2型糖尿病の患者さんの方が95%以上という圧倒的な割合を占めています。

1型糖尿病は、インスリンを作って貯蔵したり、分泌をしている「すい臓のランゲルハンス島」が正常に機能していないために発症するといわれているのですが、その原因としての明確な原因は分かっていないようです。

1型糖尿病は比較的若いうちに発症するケースが多いようですが絶対的とは言えず、中年になってから起こる場合もあるそうです。

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健康食品に認証マーク
健康食品の消費拡大に伴い、厚生労働省は成分基準の新設や認証マークの導入検討など、安全性確保のための総合的な対策づくりに乗り出し、2007年度中に取りまとめる方針とのこと。
検討会では色々と議論され基準を設ける対象や具体的内容、基準を満たした商品に認証マークを付け、それ以外と区別することなどを検討する。
現在においては「特定保健用食品(トクホ)」として許可された製品だけは国が審査しているが、それ以外の製品は製造・販売業者の責任に委ねられている。



【すい臓関連ニュース&トピックス】

女性の乳がんに対する撲滅運動として「ピンクリボン・キャンペーン」というものがあり、最近ではよくさまざまな媒体で見聞きする事が増えましたが、最近はすい臓がんに関する同じような運動があり、「パープルリボン・キャンペーン」と呼ばれています。

ガンの種類の中でも胃がんや肺がん、大腸がんといったものは罹患率も高い事ことから、何かと話題に取り上げられる事も多いので認知度が高いのですが、すい臓がんに関してはまだまだ世間一般に広く知られているとは言い難い現状にあります。

しかしながら、患者さんが年々増加傾向にあることや早期発見が難しく難治性の癌であるということから、このような啓蒙活動により少しでも多くの人にこのガンが認知されることはひじょうに有意義なことであると思います。

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