MRI検査

磁気と電波の力を利用して体の断面や血管を撮影する画像検査です。

MRI検査とは

MRI検査とは、X線撮影やCT検査のようにX線を使うことなく、強力な磁石でできたドーナツ状の中に入り、磁気と電波の力を利用して体の断面や血管を撮影する画像検査です。

縦、横、斜めといろいろな方向からの体の断面の写真を撮影することが出来ます。

CTやレントゲン検査と異なり、放射線の被曝がないことがMRI検査の特徴であり、一般的に造影剤を注射することなく検査をするので、患者さんにとっては非常に負担が少ない検査のひとつです。ただし、細かい血管や血流の状態を検査する場合には造影剤を使用することとなります。

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CT検査とMRI検査

CT検査とMRI検査の違いは、CT検査がX線を用いて撮影するのに対して、MRI検査の場合は磁気の力を用いて撮影します。

また、それぞれの画像診断での特徴により長所・短所があり、骨や肺の状態を診断する場合にはCT検査が得意分野としており、脳の検査などに関してはMRI検査の拡散強調画像で病変を把握しやすいと言われています。

実際の検査時間に関しては個々の検査内容により異なりますが、それぞれ約30分ぐらいで終了する場合が殆どで、MRI検査の方が若干長くなるようです。

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特定保健用食品とは?
特定保健用食品とは、一度は見聞きしたこともあると思われますが、 いわゆる「トクホ」と呼ばれているモノで、厚生労働省が、「健康への有効性」を表示することを認可した食品です。
特定保健用食品は臨床試験をふくむデータなどに対して厳しい審査が行われ、有効性を科学的に証明されたモノに認可されます。
同じメーカーの同品目の製品であったとしても、 ひとつひとつの個別の製品ごとに厚生労働省の審査が行われ、
特定保健用食品には「トクホ」のマークが必ず表示されています。



【すい臓関連ニュース&トピックス】

癌という病気に関してはよく「5年生存率」というものがいわれるのですが、これは治療後に癌が完治したかどうかを判断するひとつの目安として用いられているわけですが、当然の事ながら癌の種類によって変わってきますし、同じ癌であっても治療を開始した時点でどの程度進行していたかによっても異なります。

そこで、癌の種類(部位による違い)での生存率を統計的にみてみると、すい臓がんというのは5年生存率が極めて低く、このことからもいかに厄介な病気であるかが窺い知れると思います。

30数年前頃では同じように5年生存率が低かった肝臓がんや肺がんが、その後改善されて向上傾向にあるのに対して、すい臓がんは現在に至っても全くの横ばい状態といえる推移しか示していないといったデータもあり難治性がんの代表といえるのですが、あくまでも相対的な統計であり、医療機関の違いや発見時の進行度によっても差があるので、全く光明がないというワケではないと思われます。

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