慢性膵炎の治療
慢性すい炎(慢性膵炎)の治療は基本的に膵臓に負担をかけない生活をするということが大原則。
慢性すい炎の進行をくいとめる
慢性すい炎(慢性膵炎)の治療はまず膵炎のどの時期かを早急に把握することが大切といわれており、代償期、非代償期を診断した後、それぞれの病態に見合った治療の決定が行われます。 慢性膵炎の治療は日常生活の管理・指導・アルコールの禁止・脂肪食の制限などにより、基本的に膵臓に負担をかけない生活をするということが大原則だそうです。 また、慢性膵炎は進行性の疾患であるため、 治療の基本は早期に診断し早期に治療を開始することで、慢性すい炎の進行をくいとめるのが最大の目標となります。 |
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原因に応じた治療方法
慢性膵炎の原因がアルコール性、あるいは胆石性と判明している場合は、それらの要因を取り除きます。 アルコール性が原因の場合は習慣性になっていることが多く、症状が悪化するとすい臓の機能不全や糖尿病、果ては膵臓がんにまで発展することが考えられるので、アルコールの禁止が大前提です。 胆石性の場合は、結石の除去手術などを行います。 病気の状態や進行度によって薬物治療をはじめ、継続的治療(生活習慣改善:食事療法・運動療法などを含めた総合的治療)が必要になってきます。 |
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【すい臓関連ニュース&トピックス】
すい臓がんは癌がある程度まで進行するまで特徴的な自覚症状が特にないということと、すい臓という臓器のある場所が胃の後ろ側といったことから早期発見が困難であると言われていて、診断時点においては既に他の器官に転移してしまっているケースがかなり多いようです。
そのように転移している場合に多くみられるのが、「リンパ節」「肝臓」「肺」といった部分であるということから、癌の進行度を判断するためにもこれらの器官へ転移しているかどうかの診断が行われます。
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