慢性すい炎(慢性膵炎)
慢性すい炎(慢性膵炎)は、最終的には膵臓の本来の働きが失われる恐い病気です。
慢性すい炎とは
慢性すい炎(慢性膵炎)は、膵臓のあちこちに炎症が長期間にわたって繰り返し起こることによって徐々にすい臓の組織が破壊され、すい臓が線維化して固くなり、最終的には膵臓の本来の働きが失われる恐い病気です。 ごく小さな軽症の急性すい炎が発症しては治る、というのを繰り返しています。 このような状態が長期間にわたって慢性的に続いている症状のことを「慢性すい炎(慢性膵炎)」といいます。 |
慢性すい炎と糖尿病
慢性すい炎になり、すい臓(膵臓)の働きが弱まると、 すい臓の役割のひとつであるホルモンの分泌機能が低下し、 他の臓器や器官に悪影響を及ぼし、合併症として別の病気を引き起すケースがあります。 慢性すい炎がキッカケとなり引き起こす合併症の中でもひじょうに怖いのが、「日本人の国民病」と呼ばれる有名な病気、糖尿病です。 |
【すい臓関連ニュース&トピックス】
すい臓がんに限らず、癌という病気は早期発見・早期治療が最も重要ということは誰しも把握されている事と思いますが、すい臓がんは癌の種類の中でも厄介な部類の一つであり、早期発見が難しく進行も速いので、いかに早い段階で診断されるかがその後の治療結果を左右するとよく言われます。
また、すい臓がんは日本で年々増加傾向にあり、男女合わせて年間に2万人以上の方が亡くなられており、厚生労働省が発表している統計(2009年)によると、男性で約1万4千人、女性で約1万2千人以上に上るとなっています。
このようなことから最近では、すい臓がんに関する認知度を高めるなどを目的とした啓発活動が東京、京都、札幌などで開催されたりし始めています。
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