慢性膵炎の検査と診断
血液検査・尿検査・腹部X腺検査・超音波検査(エコー検査)・CT検査・その他
慢性膵炎の検査
慢性すい炎(慢性膵炎)の検査には、血液・尿・腹部X腺検査・超音波検査(エコー検査)・CT検査・その他があります。 血液検査の診断としては、 血液中の膵酵素(アミラーゼやリパーゼなど)の値を測定しますが、それら膵酵素の数値の変動も症状と必ずしも一致せず、 診断のきっかけとはなりますが、確診できるほどのものではないとのことです。 慢性膵炎の画像診断としては、超音波やCTなどを用いて膵臓の線維化や膵石の有無を調べますが、画像診断で異常が見つかった時には病態は既にかなり進行している場合が多いといわれています。 |
慢性膵炎の診断
慢性膵炎であるかの診断基準というものが日本膵臓学会によって作成されており、 その慢性膵炎臨床診断基準では、慢性膵炎であるかを診断の確かさの程度により、確診例、準確診例、疑診例の3つに分類しています。 慢性膵炎の早期には膵臓の形や機能に異常が少ないので、早期の慢性膵炎の診断はなかなか困難で、臨床診断基準ではある程度進行したものしか診断できないという問題があるといわれています。 |
【すい臓関連ニュース&トピックス】
このホームページにおいて、すい臓がんというのは癌の種類の中でもひじょうに厄介な病気であるという事を再三述べていますが、これは早期で発見することが難しく、診断された時点ではかなり進行していて、病巣を切除するといった外科的手術の対象とはならないケースが多いという現状があるからです。
また、外科的手術の対象となる場合であっても、その手術自体がひじょうに高度な技術を必要とするものとのことなので、どこの病院であってもある程度の治療結果が得られるとは限らないといった実情があります。
このような事から可能な限り、すい臓がんに関して経験が豊富な医師が居られる医療施設で受診ならびに治療をすることが望まれます。
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