急性すい炎の治療法
急性すい炎は重症の場合を除けば、絶飲・絶食・抗生物質の投与などの内科的な治療が可能。
急性すい炎の治療法;絶飲・絶食
急性すい炎は重症の場合を除けば、ほとんどが内科的な治療が可能だそうです。 すい炎(膵炎)は膵臓が分泌した消化酵素によって自らの細胞を壊すことが原因なので、まず消化酵素の分泌を抑えるために口から水分や食物を摂取しないで、すい臓を安静に保つことだそうです。 軽症の場合で2日間、重症の場合では4〜7日間ぐらいが目安だそうですが、嘔吐や絶食により脱水症状になるのを防ぐために、高カロリー液を点滴します。 食事を開始するときは低脂肪・低タンパクの流動食から始め、少しずつ脂肪・タンパクの量と総カロリー量を増やしていき、約4週間で常食にしてくパターンが一般的とされているとのこと。 |
急性すい炎の治療法;抗生物質など
すい臓の組織内などで消化酵素が作用しているのを抑える膵酵素阻害剤や、 胃液が十二指腸へ流入する刺激ですい臓の消化酵素が合成し分泌されるので、胃液の流入を抑えるために、胃酸分泌抑制剤などの投与がおこなわれます。 また、炎症を起こしているすい臓(膵臓)の組織からの細菌感染を防ぐ抗生物質などが投与されます。 重症の場合の治療としては、血液透析や外科的手術が行われることもあります。 |
【すい臓関連ニュース&トピックス】
生涯のうちで癌であると診断されるおおよその確率のことを「生涯がん罹患リスク」というそうで、がん全般に関しての生涯がん罹患リスクとしては、男性の場合で53%、女性の場合で41%といった統計があります。(2004年のデータ)
この数値は男女共に2人に1人の割合で何らかの癌になるといったことを示しています。
同じ統計データから、すい臓がんでの生涯がん罹患リスクでみてみると男女共に2%となっており、男性の場合ではおよそ51人に1人の割合であり、女性の場合ではおよそ52人に1人の割合で罹患するというようになっているようです。
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