慢性膵炎の代償期・非代償期
慢性膵炎に対して治療をすれば十分膵臓の機能が維持できる代償期と機能障害が顕在化する非代償期。
慢性すい炎の代償期
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慢性膵炎の代償期とは、治療をすれば十分膵臓の機能が維持できる時期のことを指すらしく、代償期であるこの時期には、慢性膵炎の代表的な症状のような痛みを繰り返します。 しかしながらこの時点においては、すい臓(膵臓)に石灰化や線維化が認められないそうです。 よって、出来る事ならこの代償期の時に医療機関に於いて診療を受け、なんらかの治療を始めるのが望まれます。 |
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慢性すい炎の非代償期
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慢性膵炎の非代償期とは、すでに膵臓組織の石灰化・線維化が進み、 膵臓の機能不全に基づく症状が主体となる時期のことを指します。 先に述べた代償期を過ぎ、この非代償期になると慢性膵炎の代表的な症状の痛みなどはあまり感じなくなり、 消化吸収障害に伴う体重の減少や、インスリン欠乏による二次性糖尿病を引き起こすといわれています。 |
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【すい臓関連ニュース&トピックス】
つい最近、唾液(だえき)を検査するだけで3種類の癌を発見することができるという画期的とも言える技術が開発されたということが発表され、ひじょうに注目と期待を集めています。
今回開発された技術というのは、採取した唾液に含まれる物質を特殊な装置により解析することで、すい贈がん、乳がん、口腔がんという3種類の癌のいずれかを発症している患者さん特有の物質を見分ける事が可能ということです。
この技術のスゴいところは、唾液を採取するのみという事で患者さんへの負担が極めて少ないという事と発見率にあり、最も低い発見率である口腔がんでさえ80%の確率で、乳がんでは95%、そしてすい贈がんの場合では何と99%の確率で発見することが可能ということです。
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