慢性膵炎の代償期・非代償期
慢性膵炎に対して治療をすれば十分膵臓の機能が維持できる代償期と機能障害が顕在化する非代償期。
慢性すい炎の代償期
慢性膵炎の代償期とは、治療をすれば十分膵臓の機能が維持できる時期のことを指すらしく、代償期であるこの時期には、慢性膵炎の代表的な症状のような痛みを繰り返します。 しかしながらこの時点においては、すい臓(膵臓)に石灰化や線維化が認められないそうです。 よって、出来る事ならこの代償期の時に医療機関に於いて診療を受け、なんらかの治療を始めるのが望まれます。 |
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慢性すい炎の非代償期
慢性膵炎の非代償期とは、すでに膵臓組織の石灰化・線維化が進み、 膵臓の機能不全に基づく症状が主体となる時期のことを指します。 先に述べた代償期を過ぎ、この非代償期になると慢性膵炎の代表的な症状の痛みなどはあまり感じなくなり、 消化吸収障害に伴う体重の減少や、インスリン欠乏による二次性糖尿病を引き起こすといわれています。 |
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【すい臓関連ニュース&トピックス】
生涯のうちで癌であると診断されるおおよその確率のことを「生涯がん罹患リスク」というそうで、がん全般に関しての生涯がん罹患リスクとしては、男性の場合で53%、女性の場合で41%といった統計があります。(2004年のデータ)
この数値は男女共に2人に1人の割合で何らかの癌になるといったことを示しています。
同じ統計データから、すい臓がんでの生涯がん罹患リスクでみてみると男女共に2%となっており、男性の場合ではおよそ51人に1人の割合であり、女性の場合ではおよそ52人に1人の割合で罹患するというようになっているようです。
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