すい臓がんの放射線療法

すい臓がん(膵臓癌)に対しての放射線療法は、主に除痛の目的で行われていることが多いそうです。

放射線療法による治療効果

現在のところ放射線療法には、体外から照射を行う方法と体内照射(術中照射)という方法があるのですが、

すい臓がんに関していえば、放射線療法のみで延命効果が得られるとする、確立された症例報告は残念ながらないらしいです。

すい臓がん(膵臓癌)に対しての放射線療法は生存期間の延長にはつながらないものの、背部痛などの症状を和らげる効果に優れているということは認められており、

現時点では、放射線療法は主に除痛の目的で行われていることが多いとのことです。

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抗癌剤と併用の放射線化学療法

放射線療法とは高エネルギーX線やその他の種類の放射線を用いて癌細胞を殺し、癌細胞の増殖を抑えようという、がん治療のことです。

すい臓がんに対しての放射線療法は、一般的に単独あるいは他の治療と併用して行われており、一般的に抗癌剤と併用する放射線化学療法が有効とされています。

すい臓がんの抗がん剤に使用されるゲムシタビン(ジェムザール)などには、放射線の効果を増強する作用があると言われており、

放射線化学療法は、放射線による局所の治療効果の増大と、全身に散らばった癌に対しての抗癌剤の効果を期待する治療法といわれているようです。

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【すい臓関連ニュース&トピックス】

すい臓がんを発症するリスク要因としては、糖尿病や慢性すい炎などの他にもあるようで、「喫煙」や「飲酒」も発症リスクと考えられており、特に喫煙はその他の種類の癌と同様に大きな危険因子となるようです。

全く喫煙しない人と比較して喫煙本数の多い人では、すい臓がんの発症が2倍以上多くなるといった統計結果もあるので、すい臓がんに関してだけでなく健康全般のことを考えたうえでも、やはり喫煙は避けるべきだと思われます。

あくまでも統計上の数値と言えばそれまでですが、リスク要因の中でも大きなものの一つといえるのは間違いないのではないでしょうか。


ドロドロ血液
血液サラサラとか血液ドロドロなどとよく見聞きしますが、極端な場合を除けばドロドロよりはサラサラにこしたことはないというのは言うまでもありません。
血液がドロドロになっていたり、血管がボロボロになっていると血管が詰まり、脳や心臓の病気になりやすいのですから要注意ということです。
血液をドロドロにする原因としてはいろんな要因が挙げられますが、「水分補給不足」「脂っこいものや味の濃いものをよく食べる」「過激な運動」などの習慣も大きな要因となります。


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