すい臓がんに対する化学療法(抗がん剤投与)

すい臓がんに対して使用される抗がん剤のゲムシタビン(ジェムザール)とTS-1(ティーエスワン)。

ゲムシタビン(ジェムザール)

すい臓がん(膵臓癌)に対して根治的な手術(外科手術)が不可能と判断された場合や、手術の後に再発が認められた場合には、 抗がん剤による治療が行われます。

現在は、ゲムシタビン(ジェムザール)という健康保険診療上許可されている抗がん剤が標準治療薬として使用されるらしいです。

ゲムシタビン(ジェムザール)は、これまで使われていた抗がん剤に比べて、すい臓がんによる疼痛などの症状を和らげる効果が優れているらしいのですが、癌を完全に消し去るには至らないといわれています。

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TS-1(ティーエスワン)

ゲムシタビン(ジェムザール)以外に2006年8月からは、TS-1(ティーエスワン)という抗がん剤が新たにすい臓がん(膵臓癌)に対しての保険適応が認められて使用できるようになりました。

内服タイプの抗がん剤であるTS-1(ティーエスワン)での治療効果は、未だ評価段階であるのですが、

今までは注射剤が主力という、選択肢の少なかった膵臓癌に対しての保険適応の抗がん剤にTS-1が加えられたことにより、

外来や経口剤での化学療法を望まれる患者さんにとって、治療の選択肢が増えたというコトにもなりました。

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【すい臓関連ニュース&トピックス】

癌という病気に関してはよく「5年生存率」というものがいわれるのですが、これは治療後に癌が完治したかどうかを判断するひとつの目安として用いられているわけですが、当然の事ながら癌の種類によって変わってきますし、同じ癌であっても治療を開始した時点でどの程度進行していたかによっても異なります。

そこで、癌の種類(部位による違い)での生存率を統計的にみてみると、すい臓がんというのは5年生存率が極めて低く、このことからもいかに厄介な病気であるかが窺い知れると思います。

30数年前頃では同じように5年生存率が低かった肝臓がんや肺がんが、その後改善されて向上傾向にあるのに対して、すい臓がんは現在に至っても全くの横ばい状態といえる推移しか示していないといったデータもあり難治性がんの代表といえるのですが、あくまでも相対的な統計であり、医療機関の違いや発見時の進行度によっても差があるので、全く光明がないというワケではないと思われます。


隠れ糖尿病
通常の健康診断では見抜くことができないと言われている新しいタイプの糖尿病である「隠れ糖尿病」というのが話題になっているそうです。
隠れ糖尿病の特徴は、空腹時の血糖値は正常なのに、食後に特殊な検査をすると血糖値が糖尿病患者なみの数値まで跳ね上がるとのことです。
日本人の場合、空腹時の血糖値が正常な人のおよそ3割がこの体質を持つという研究まであるらしく、空腹時の血糖値だけではなく、食後の血糖値の急上昇にも注意が必要だと言われ始めています。


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