すい臓がんの早期発見

すい臓がん(膵臓癌) は初期症状があまり無いことが多く、早期には極めて発見しにくいガンです。

厄介なガンである膵臓癌

すい臓(膵臓)という臓器は身体の真ん中に位置しており、胃や十二指腸、脾臓、小腸、大腸、肝臓、胆嚢など、多くの臓器に囲まれているため、膵臓がんが発生していたとしても見つけることが非常に困難なガンです。

また、すい臓がん(膵臓癌) はハッキリとした初期症状がなく、ある程度進行したのち腹痛や体重減少、黄疸等で気づかれることが多い病気です。

そのために、癌が発見された時には、他の臓器への転移・浸潤があり8割前後が手術することができない癌といわれています。

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増加し続けている膵臓癌

すい臓がん(膵臓癌) は近年増加傾向にあり、ある統計ではここ30年で8倍以上に増加していると述べられています。

すい臓がんの増加の要因としては、人口構成の高齢化や食生活の欧米化によるものの他、さまざまな原因が挙げられていますが、

すい臓がんに対して極めて有効な検査法というものが無く、また、発見時には既に手術が不可能な場合が多いにも関わらず、手術以外に有効な治療法がないことも原因の一つだといわれています。

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【すい臓関連ニュース&トピックス】

厚生労働省が公表している2009年度の「がんの部位別にみた死亡数」という統計によると、すい臓がんは男性の場合でがん死因の第5位となっており、女性の場合でがん死因の第4位になっています。

ちなみに、男性の場合の1位は肺がんが最も多くて、次いで胃がん、大腸がんという順番になっており、女性の場合は大腸がんが1位となっており、肺がん、胃がんという順番になっています。

医療の進歩が進んでいるとはいえ、まだまだ癌を原因とした死亡率は高く、やはりよく言われている早期発見・早期治療が重要なポイントであることに変わりはないようです。


ファイトケミカルス
一般的にビタミン、ミネラルなどの栄養素は、 それぞれ単独では機能せず、他の栄養素の助けを借りることができてこそ機能し始めるとされており、こういう働きを相互作用といいます。
天然成分には、合成成分には無い微量栄養素も一緒に含まれているのですが、このような植物に含まれる栄養価をもった微量栄養素のことを、
「植物化学栄養素(ファイトケミカルス)」と呼びます。
ビタミン、ミネラルなどの栄養素は、この微量栄養素(ファイトケミカルス)の相乗効果で体内の於いてより吸収率を高めてくれるのです。


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