すい臓がんの早期発見

すい臓がん(膵臓癌) は初期症状があまり無いことが多く、早期には極めて発見しにくいガンです。

厄介なガンである膵臓癌

すい臓(膵臓)という臓器は身体の真ん中に位置しており、胃や十二指腸、脾臓、小腸、大腸、肝臓、胆嚢など、多くの臓器に囲まれているため、膵臓がんが発生していたとしても見つけることが非常に困難なガンです。

また、すい臓がん(膵臓癌) はハッキリとした初期症状がなく、ある程度進行したのち腹痛や体重減少、黄疸等で気づかれることが多い病気です。

そのために、癌が発見された時には、他の臓器への転移・浸潤があり8割前後が手術することができない癌といわれています。

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増加し続けている膵臓癌

すい臓がん(膵臓癌) は近年増加傾向にあり、ある統計ではここ30年で8倍以上に増加していると述べられています。

すい臓がんの増加の要因としては、人口構成の高齢化や食生活の欧米化によるものの他、さまざまな原因が挙げられていますが、

すい臓がんに対して極めて有効な検査法というものが無く、また、発見時には既に手術が不可能な場合が多いにも関わらず、手術以外に有効な治療法がないことも原因の一つだといわれています。

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【すい臓関連ニュース&トピックス】

このホームページにおいて、すい臓がんというのは癌の種類の中でもひじょうに厄介な病気であるという事を再三述べていますが、これは早期で発見することが難しく、診断された時点ではかなり進行していて、病巣を切除するといった外科的手術の対象とはならないケースが多いという現状があるからです。

また、外科的手術の対象となる場合であっても、その手術自体がひじょうに高度な技術を必要とするものとのことなので、どこの病院であってもある程度の治療結果が得られるとは限らないといった実情があります。

このような事から可能な限り、すい臓がんに関して経験が豊富な医師が居られる医療施設で受診ならびに治療をすることが望まれます。


たばこ外箱の健康警告
たばこの警告表示は現在、外箱の表裏にそれぞれ30%以上の面積を占めることが義務づけられているのですが、これにより喫煙をやめた人は1割にとどまり、6割の人が喫煙量も減らしていないことが財務省の調査でわかった。
タバコは百害あって一利なしと言われ続けており、化学的や統計的にも体に悪いことは言わずもがなで承知済みの方も殆どだと思われます。
実際に喫煙されている方でもそれらのことは承知の上だと思いますが、「わかっちゃいるけどヤメられない」ということでしょうか・・・


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