すい臓がんの手術
すい臓がん(膵臓癌)の根治を目的とした外科的手術が適応となる条件は厳しいです。
すい臓がん根治を目的とした手術
すい臓がん(膵臓癌)の根治を目的として実施される外科的切除が適応となる条件には、かなり厳しいものがあるうえ、 たとえ目に見える範囲で外科的に癌が摘出できたとしても、 手術後直ぐに癌が再発する可能性がひじょうに高いため、 患者さんに大きな負担をかける手術の価値があまり無いと考えられ、 手術の適応が無いと判断されることが多いらしいです。 |
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困難な膵臓がんの外科的手術
すい臓(膵臓)という臓器はお腹の中の奥深いところに位置し、重要な血管に近接しているという特徴があります。 胃がんや大腸がんと異なり簡単にその臓器だけを摘出できる部位ではありません。 膵臓がんに対する代表的な根治的切除法である膵頭十二指腸手術は、場合によっては血管外科の技術が必要とされ、消化器系の手術の中で最も複雑な技術を要する手術だそうです。 また、手術時間も長時間になるため、患者さんはもとより手術をされる先生にとっても困難な手術とされています。 |
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【すい臓関連ニュース&トピックス】
生涯のうちで癌であると診断されるおおよその確率のことを「生涯がん罹患リスク」というそうで、がん全般に関しての生涯がん罹患リスクとしては、男性の場合で53%、女性の場合で41%といった統計があります。(2004年のデータ)
この数値は男女共に2人に1人の割合で何らかの癌になるといったことを示しています。
同じ統計データから、すい臓がんでの生涯がん罹患リスクでみてみると男女共に2%となっており、男性の場合ではおよそ51人に1人の割合であり、女性の場合ではおよそ52人に1人の割合で罹患するというようになっているようです。
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