すい臓がんの検査
すい臓がん(膵臓癌)の検査には血液検査・超音波検査・CT・MRIなどの方法があります。
画像検査などでもなかなか発見しにくい
医療機関において膵臓がんの可能性を疑った場合、通常、血液検査として腫瘍マーカーの測定を、 画像検査として腹部超音波検査、腹部CT(コンピュータX線断層撮影)、腹部MRI(磁気共鳴画像)などを行います。 これらの検査は、ほとんど身体に負担を掛けること無く行えますが、これだけしても早期のすい臓がん(膵臓癌)を見つけることは困難な場合も多いようで、 早期のすい臓がん(膵臓癌)の場合、血液検査では全く異常が現れないことも少なくないそうです。 |
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内視鏡による検査
すい臓がん(膵臓癌)の検査には先に述べた検査方法以外にも、 超音波内視鏡(EUS)や内視鏡的逆行性胆膵管造影(ERCP)などといった内視鏡を用いた検査があります。 内視鏡的逆行性胆膵管造影(ERCP)は、すい臓がんの発見率が高いのですが、 技術的な難しさの他、膵炎などの合併症が起こる可能性もあり、患者さんにとっても負担が大きいなどといった点が挙げられます。 |
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【すい臓関連ニュース&トピックス】
すい臓がんに関する危険因子としては、糖尿病、慢性膵炎、喫煙、飲酒などいろいろあるとされているのですが、近年では近親者にすい臓がんを発症した人が居るかどうかという「家族歴」も重要なリスクファクターとして考えられています。
ある統計データによると、すい臓がんの罹患者が近親者に1人いると発症リスクが2倍になり、近親者に2人罹患者がいた場合となると6倍にも発症リスクが高くなるとされています。
あくまでも統計ですので、全ての人に該当するかとは言い切れませんが、近親者に居られたという方であれば、特に意識しておくに越した事はないと思います。
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