中性脂肪を減らす食事の基本

食生活の改善で中性脂肪を減らすには、食事の内容にも注意しましょう。

中性脂肪を減らす食生活の改善

基本的に、食べ過ぎたり運動不足でエネルギーの消費が少なかったりすると、余った中性脂肪が体内に蓄積されてしまいます。

それが積もり積もっていくと中性脂肪が増えることになります。

ただし、食事で中性脂肪を減らすといっても、単純に食べる量を減らせばよいというわけではなく、

食事の中でも減らしたほうがよいものと、きちんと食べた方がよい食品を把握したうえで、食生活の改善をはかることが大切になります。

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中性脂肪を減らすため高カロリー食品を控える

中性脂肪を減らす食事として、まずは高カロリー食品はなるべく避けましょう。

高カロリーな食事としては、油をたくさん使った料理が何と言っても一番に挙げられると思います。

炒め物や揚げ物などの脂っこい食事は控え、肉類でも脂身はあまり食べずに、赤身の部分を食べるようにしましょう。

また、料理につきもののバターやドレッシング、マヨネーズなどの調味料も脂質を多く含まれるので、使用するなら最近よく発売されている「体脂肪がつきにくい」といった類いのものを活用したいものです。

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中性脂肪を減らすには糖分の摂り過ぎにも注意

脂質の摂り過ぎに繋がる脂っこい食事の他に、中性脂肪を減らす食事として気をつけたいのが、糖質の摂り過ぎです。

糖分も摂り過ぎると中性脂肪に変化して体に蓄積されますので、甘いお菓子やジュースなどの飲料は控えめにしましょう。

また、果物に含まれる果糖は中性脂肪に変わりやすいので、摂り過ぎには注意したいのですが、ビタミンやミネラル・食物繊維を多く含むので適量は摂るようにしたいものです。

それと、甘い物や果物などは夜に食べると、中性脂肪を増やしやすいそうのなので気をつけるようにしましょう。

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トランス脂肪
トランス脂肪(トランスファット)とは、植物性油(や魚油)を部分水素化という化学反応をさせてマーガリン、ショートニングなどを製造する過程で生じる、
”狂った脂肪酸”(異常で不健全な結合)、いわば「奇形油脂」のことであり、トランス脂肪を過剰に摂取すると、
血液中の悪玉コレステロールの増加と善玉コレステロールの減少を促進し、心臓病のリスクが高まるなどといわれています。
アメリカでは、米国医学学会の発表を受けて、全ての加工食品にトランスファット含有量の表示義務規制が2006年1月1日から実施されています。


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