中性脂肪@健康メモについて

中性脂肪についての解説と情報。生活習慣病・高脂血症・動脈硬化などについても紹介。

中性脂肪を気にしてますか?

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中性脂肪はコレステロールと同じく体内の脂質、いわゆる脂肪の一種です。

中性脂肪は、人間が生きていく為に欠かせない大切な栄養素のひとつでが、増えすぎると肥満になるのをはじめ、体にとって様々な影響をおよぼす要因となります。

中性脂肪が多いと高脂血症になり、やがては動脈硬化へと進み、脳卒中や心筋梗塞などの病気が発症する危険性が高まります。

中性脂肪を減らすには生活改善を

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日々における食事で必要以上に余分に摂ってしまった炭水化物・脂肪・糖分は、私たちの体内で中性脂肪となります。

中性脂肪を減らすには『食べ過ぎ・飲み過ぎ・運動不足』といった、普段の好ましくない生活を改善することから始まられます。

高カロリー食品を控えるなどの中性脂肪値を下げる食事にしたり、意識してたくさん歩くなど日常的に運動を取り入れることから、生活改善をしていきましょう。


炭水化物(糖質)の食べ過ぎでも中性脂肪が増える

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体内における血中の中性脂肪が高くなる原因としては、食生活・運動習慣・遺伝的要素などさまざまな要因を挙げられるとされていますが、なかでも食事の内容が与える影響というものが大きいです。

健康診断の結果などで中性脂肪が高いと言われると、肉類や揚げ物などの脂っこい食品のみを控えるようにすることが多いのですが、炭水化物(糖質)の食べ過ぎにも注意が必要です。

白米・うどん・ラーメン・ケーキ・お菓子・ジュースなどといった精製された炭水化物の摂り過ぎにより、中性脂肪を増やしてしまいます。

中性脂肪を減らすにはアルコールの飲み過ぎにも注意

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私たちの体内でアルコールが分解・代謝される際には脂肪の合成を進める酵素を発生させるので、肝臓で中性脂肪の合成を促進してしまい、結果的に中性脂肪が増えるということになります。

また、お酒をたくさん飲むといった状況ではカロリーの高い食べ物などを同時に摂取するケースもおおいに考えれ、中性脂肪を増加させるといったマイナス面での相乗効果に陥りやすいです。

アルコールの過剰摂取を習慣にしていると肝臓に中性脂肪が溜まって【脂肪肝】となり、そのまま改善を試みないと肝臓の繊維化が進むため【肝硬変】へと悪化してしまいます。

中性脂肪が高いと様々な病気の原因に

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中性脂肪が高い状態が続くと、生活習慣病と言われている様々な病気を誘発する原因となってしまいます。日本人の死亡原因の1位である【がん】に続いて上位を占める【心臓病】【脳卒中】という疾患は、動脈硬化が引き金となって起こります。

動脈硬化を引き起こす原因になるのは悪玉コレステロールの他、いろいろな要因が挙げられるのですが、中性脂肪値が高いということも動脈硬化を進行させることに繋がります。

また、【高血圧】や【糖尿病】といった患者数の多い病気の原因の一つとして、中性脂肪が多過ぎることが関係していると言われています。


ドロドロ血液
血液サラサラとか血液ドロドロなどとよく見聞きしますが、極端な場合を除けばドロドロよりはサラサラにこしたことはないというのは言うまでもありません。
血液がドロドロになっていたり、血管がボロボロになっていると血管が詰まり、脳や心臓の病気になりやすいのですから要注意ということです。
血液をドロドロにする原因としてはいろんな要因が挙げられますが、「水分補給不足」「脂っこいものや味の濃いものをよく食べる」「過激な運動」などの習慣も大きな要因となります。


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