下肢静脈瘤の症状

下肢静脈瘤の症状には、静脈の血管が浮き出るといった外見上の問題や、足・脚のだるさ、重く感じるなどが

下肢静脈瘤の外見上の症状とその他の自覚症状

下肢静脈瘤の症状は、基本的に足・脚の静脈血管が太くなって浮き出てたり、太くなくてもクモの巣のように細かい血管が浮き出て見えたり、ボコボコと瘤(こぶ)のように膨らむといった状態で、

静脈の血管が浮き出るといった外見上の問題以外にも、自覚症状として、

静脈血管が鬱血(うっけつ)することが原因で、立っているとすぐに足・脚がだるくなったり、重く感じたり、状態が悪化すると痛みを感じたりしだします。

また、足・脚の血液循環が悪くなることから、歩いている時や寝ている時などに、ふくらはぎなど足の筋肉が「つったり」「こむら返り」を起こしやすくなるなどの症状も出ます。

その他にも、静脈瘤によって静脈圧が高くなるために、足・脚が浮腫んだり(むくむ)、熱をもって火照った感じがしたりします。

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下肢静脈瘤の症状には皮膚炎・湿疹などを起こしやすくなるということも

下肢静脈瘤の症状としては先に述べた症状以外にも、静脈瘤の進行程度によっては、足首の周囲や静脈瘤の周辺などで、「皮膚がかゆい」とか「湿疹がよく出る」などといった症状も見られ、

これらの原因としては、

静脈瘤の影響で血液循環が悪いため皮膚に栄養が行き渡らなくなり、皮膚が薄く弱くなるため皮膚炎・湿疹などを起こしやすくなると言われており、皮膚に傷や炎症・湿疹などを発症した場合にもなかなか治りにくくなるそうです。

また、静脈瘤によって血液中の成分に含まれる色素が皮膚に沈着して、静脈瘤の周辺の皮膚が黒ずんできたり(皮膚の色素沈着)、悪化すると皮膚が厚く固くなりだすといった症状にみまわれることもあります。

さらに下肢静脈瘤の症状が進行して重症化してしまうと傷ができやすくなり、その部分の皮膚がえぐれて潰瘍化(下腿潰瘍)してしまう場合もあります。

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隠れ糖尿病
糖尿病といいますと日本では、糖尿病予備軍も含めて多くの人が患っている病気ですが、通常の健康診断では見抜くことができないと言われている新しいタイプの糖尿病である「隠れ糖尿病」というのが話題になっているそうです。
隠れ糖尿病の特徴は、空腹時の血糖値は正常なのに、食後に特殊な検査をすると血糖値が糖尿病患者なみの数値まで跳ね上がるとのことです。
日本人の場合、空腹時の血糖値が正常な人のおよそ3割がこの体質を持つという研究まであるらしく、空腹時の血糖値だけではなく、食後の血糖値の急上昇にも注意が必要だと言われ始めています。


下肢静脈瘤@健康メモ【情報項目】