下肢静脈瘤とは

肢静脈瘤は、足・脚の血液が血管に停滞して溜まり、静脈が太くなって浮き出てたり、こぶのように膨らむ病気

下肢静脈瘤の症状としては、静脈瘤の太さや発生する箇所もいろいろと異なる

下肢静脈瘤とは、下肢(足・脚)の血液が血管(静脈)に停滞して溜まり、静脈血管が太くなって浮き出ている状態、または瘤(こぶ)のように膨らんで蛇行している状態の症状をいいます。

下肢静脈瘤の症状としては、静脈瘤の太さや発生する箇所もいろいろとあり、経過した期間によっても個人個人で違いが出てくるようで、

外見の症状として血管が浮き出てくる程度にも、クモの巣状のような感じで非常に細かいものから、成長したミミズのように太く曲がりくねった状態のもの、また、それらが入り混じった複雑な状態のものまで症状はさまざまです。

下肢静脈瘤になりやすい人はと言いますと、男性よりも女性に多く、特に妊娠・出産を契機として発症しだす方が多く、高齢になるにしたがい増加するそうです。

また、日常的に長時間の立ち仕事をする人や、遺伝的素因も大きく関与することから、家族の発症歴なども下肢静脈瘤の要因となります。

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下肢静脈瘤は病気という認識がされず、治療せずに放置されることが多い

下肢静脈瘤という病気は症状が急激に悪化するものでもなく、初期の頃にはハッキリとした自覚症状を感じない方も多い事から、

患者さん本人にとっては病気という認識があまりなく、治療せずに放置されていることが案外多い病気です。

下肢静脈瘤そのものは、すぐにでも命にかかわるといった悪性の病気ではなく、ほとんどは数年単位といったようにゆっくりした経過で徐々に悪くなっていくタイプの病気ですので、

自覚できるような明確な症状がなければ、しばらく様子をみても良いでしょうし、心配ならば念のために病院やクリニックなどの医療機関で診断を受けてみることで、精神的にも安心できると思われます。

また、色素沈着や潰瘍など合併症の症状があれば勿論のことですし、足・脚がだるくなったり、重く感じたりする状態を通りこえ、痛みを感じ始めたりといった自覚症状など、明らかな違和感が出始めたら一度専門医に診てもらうのが最善です。

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隠れ糖尿病
糖尿病といいますと日本では、糖尿病予備軍も含めて多くの人が患っている病気ですが、通常の健康診断では見抜くことができないと言われている新しいタイプの糖尿病である「隠れ糖尿病」というのが話題になっているそうです。
隠れ糖尿病の特徴は、空腹時の血糖値は正常なのに、食後に特殊な検査をすると血糖値が糖尿病患者なみの数値まで跳ね上がるとのことです。
日本人の場合、空腹時の血糖値が正常な人のおよそ3割がこの体質を持つという研究まであるらしく、空腹時の血糖値だけではなく、食後の血糖値の急上昇にも注意が必要だと言われ始めています。


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