下肢静脈瘤@健康メモについて

下肢静脈瘤についての症状・原因・治療方法をはじめ、下肢静脈瘤の診療および手術を含めた治療を行っている病院・クリニックについての解説と情報などを紹介。


下肢静脈瘤という病気

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下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)と聞いても、あまりピンとこない方や、具体的にどんな症状を伴う病気なのか?、どういった治療が行われるのか?といったことを知っておられる人も少ないのではないでしょうか?

実際に、下肢静脈瘤の兆候や症状などを実感されている人でも、それが「下肢静脈瘤」という病気であるということを把握されていない方も多く、治療せずに放置されている方も少なくないと思われます。

「静脈瘤」というと、何か危険な病気のように感じられますが、決して悪性の疾患ではなく、病状の進行具合もゆっくりとした病気ですので、症状が軽い場合であればさほど心配されることも無いと思います。

下肢静脈瘤の病状の程度と患者さんご自身の希望に添った治療方法を

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ただし、下肢静脈瘤は放置していて自然治癒されることは殆どなく、女性の方であれば外見上の美容的な悩みに繋がることも多く、症状が悪化していくと色素沈着や潰瘍などの合併症を引き起こすこともあります。

軽症であれば暫く様子をみてから、病状の進行度合いにより不安を感じたら、一度病院やクリニックなどの医療機関で診断を受けてみるのが良いと思われます。

下肢静脈瘤の治療方法には、病状の進行防止・症状の軽減を目的とした保存的療法と、手術などをして静脈瘤の根治を目的とする幾つかの方法が行われているのですが、基本的に病状の程度と患者さんご自身の希望に添った治療方法が用いられます。


下肢静脈瘤の症状で一般的に挙げられる兆候

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・足(脚)がだるいことが多く、疲れやすい
・足(脚)が重くて、痛いことも頻繁にある
・足(脚)が熱っぽくて、しばしば火照る感じがする
・ふくらはぎがつったり、こむら返りによくなる
・足(脚)の皮膚表面に青や緑ががった青色の血管が網目のように浮き出て見える
・赤みがかった紫色の血管が浮き出て見える
・足(脚)の血管が瘤(こぶ)のように膨らんで浮き出ている
・足(脚)が痒いことや湿疹ができやすく、治りにくい
など

下肢静脈瘤の自覚症状がある場合、一度病院やクリニックなどで診断を

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上記のような兆候や自覚症状がみられる場合、下肢静脈瘤を引き起こしている可能性があるので、一度専門の病院やクリニックなどの医療機関で診断を受けてみることをお勧めします。

先に述べたように、いくら症状の進行が緩やかであるといっても、下肢静脈瘤という病気は何らかの治療を実施しないかぎり、改善されることはありません。

既に下肢静脈瘤を患っている方であれば、症状の軽いうちに何らかの治療をすることを考慮し、下肢静脈瘤を発症しやすい特徴を持っておられる方であれば、少しでも意識して予防対策をされることをお勧めします。


ファイトケミカルス
一般的にビタミン、ミネラルなどの栄養素は、 それぞれ単独では機能せず、他の栄養素の助けを借りることができてこそ機能し始めるとされており、こういう働きを相互作用といいます。
天然成分には、合成成分には無い微量栄養素も一緒に含まれているのですが、このような植物に含まれる栄養価をもった微量栄養素のことを、
「植物化学栄養素(ファイトケミカルス)」といいます。
ビタミン、ミネラルなどの栄養素は、この微量栄養素(ファイトケミカルス)の相乗効果により体内で、より吸収率を高めてくれるのです。


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