尿酸値が低い場合

尿酸値が低い場合で、血清尿酸値が2.0mg/dl以下の場合には低尿酸血症と診断されます

尿酸値が極端に低い人の場合は低尿酸血症の場合も

尿酸値が高いという事で「高尿酸血症」と診断され、「痛風」の発作症状に悩まされている患者さんが増えてきているのですが、

逆に、健康診断などで行った血液検査の結果で正常値の範囲と比べて「血清尿酸値が低い」ということで、心配される方も居られると思います。

尿酸値が著しく低い場合は「低尿酸血症」と呼ばれ、目安となる具体的な数値としては、血清尿酸値が2.0mg/dl以下の場合に低尿酸血症と診断されます。

低尿酸血症と診断された方の多くが「腎性低尿酸血症」といわれており、腎臓において通常より多くの尿酸を排泄してしまうことから、血清尿酸値(血液中の尿酸値)が下がってしまう事が多いそうです。

低尿酸血症の患者さんは腎臓から多くの尿酸が排泄されるため、尿酸が結晶化しやすくなり尿酸結石が発生し、「尿路結石」を引き起こしやすくなってしまいます。

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尿酸値が低い原因その他

低尿酸血症には「腎性低尿酸血症」以外に、遺伝性なども含め何らかの原因による「先天性低尿酸血症」といった患者さんも居られるそうです。

健康診断や血液検査などの結果で、他の検査項目に目立った異常が無く、内臓関連で特別な持病を患っていたり、服薬をしているのでなければ、尿酸値がやや低い程度ならさほど心配することも無いと思われますが、

不安で心配な方や極端に尿酸値が低い場合には、専門医の診断を受けるようにしましょう。

ちなみに、尿酸値の数値を男性・女性という性別の違いで比較してみると、一般的に女性の方が尿酸値が低いことが殆どで、尿酸値の基準値の設定も女性の方が男性の基準値よりも低い範囲で定義されています。

実際に、尿酸値が基準値より高い「高尿酸血症」と診断される方や、「痛風」の症状に悩まされている患者さんは、圧倒的に男性が多いそうです。

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尿酸値@健康メモ【情報項目】