尿酸とは
尿酸とは「プリン体」が肝臓で分解されてできる細胞の廃棄物で血液中の尿酸値が高いと「痛風」になる恐れが
尿酸とプリン体の関係
尿酸とは、私たちの身体の細胞の核や染色体の中にある核酸という物質を構成している成分の一つである「プリン体」が、肝臓で分解されてできる物質です。 私たちの体内では常に細胞が生まれ変わるという新陳代謝が繰り返されており、古い細胞が死滅する際に核酸を構成していたプリン体も分解されるため、 健康・不健康に関わらず私たちの体内では尿酸が生成されるということです。 尿酸は体内で生じた老廃物であり、血液などの体液に溶けて循環して通常であれば、最終的には尿に混じって体外に排泄されます。 しかし、何らかの原因により尿酸の量が増えたり、体外に排出される値が低下して、身体の中で蓄積されてしまうと身体に影響を与え、「痛風」をはじめ色んな病気を誘発してしまいます。 |
尿酸値が高いと尿酸が溶けきれずに結晶化していく
体内における血液中の尿酸の約7割強が腎臓から尿に排泄されるらしく、残りの尿酸はといいますと、胆汁の成分と一緒に腸に排泄されるとのことです。 ただし、尿酸は体内で溶けにくいという性質をもっており、身体の中で増加してしまった尿酸は溶けきれずに結晶化して、体内のいろんな箇所に沈着しだし、その結果、身体に障害を及ぼします。 尿酸が問題となるのは、プリン体を多く含む食べ物の摂り過ぎといった、尿酸が増加する食事を習慣としていたり、腎臓の病気を患っており腎機能が低下しているなど、 その他のさまざまな原因を含め、尿酸が体外に排出されにくくなり、身体の中で尿酸値が高い状態が続く事にあります。 尿酸値が高い状態のまま治療や改善を図らず放置したままでは、痛風に限らずさまざまな病気を引き起こす原因ともなりえます。 |
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