メタボリックシンドローム対策【運動編】

習慣的な運動・エクササイズというものは、メタボリック対策に限らず生活習慣病の予防や健康づくりには欠かせない要素です。

メタボリックシンドローム対策として運動習慣を身につける

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を予防・改善するための対策の一つとして、日頃から活発に体を動かす運動習慣を身につけるように心掛けることが、内臓脂肪を減らすことにおいてとても有効となります。

習慣的な運動・エクササイズというものは、メタボリック対策に限らず生活習慣病の予防をはじめ健康づくりには欠かせない要素であり、身体を活発に動かすことにより消費エネルギーが増加しますし、

継続していくことで体力が向上すると、その結果として生活習慣病なども発症しにくくなります。

イメージ1

内臓脂肪を確実に減らすために

メタボリックシンドロームの改善を考えて、確実に内臓脂肪を減らすためには、ある程度の運動量をこなす必要があるといわれています。

個人個人の生活習慣の違いや、運動やエクササイズの内容により目標とされる運動量は異なってきますが、

厚生労働省が公表している「健康づくりのための運動指針2006(エクササイズガイド2006)」の中で、内臓脂肪を減らしてメタボリックシンドロームを改善する例として述べているのは、下記のような目標運動量です。

イメージ2

内臓脂肪を減らしメタボリックを改善するための目標運動量の例

メタボリック対策として内臓脂肪を減らすための目標運動量の例

【速歩の場合】(普段の歩き方より速く歩く)
1週間当たりで150分を目標とする(約15km相当)
【ジョギングの場合】
1週間当たりで90分を目標とする(約11km相当)

ただし、年齢や個人個人の体力や体調に違いがありますし、今まで運動習慣の無かった人がいきなり目標とされる運動量を実施すると、体調を崩すことがありますので最初は無理をせずに、徐々に運動量を増やしていくように気をつけましょう。

また、足腰に障害がある方や血圧などに問題があるなど、何らかの持病を持っておられる人は、医師との相談のもと判断・助言を受けるように注意しましょう。

イメージ3

たばこ外箱の健康警告
たばこの警告表示は現在、外箱の表裏にそれぞれ30%以上の面積を占めることが義務づけられているのですが、これにより喫煙をやめた人は1割にとどまり、6割の人が喫煙量も減らしていないことが財務省の調査でわかった。
タバコは百害あって一利なしと言われ続けており、化学的や統計的にも体に悪いことは言わずもがなで承知済みの方も殆どだと思われます。
実際に喫煙されている方でもそれらのことは承知の上だと思いますが、「わかっちゃいるけどヤメられない」ということでしょうか・・・


メタボリックシンドローム@健康メモの項目タイトル