糖尿病と膵臓(すい臓)の関係

すい臓(膵臓)は糖尿病に関係するホルモンであるインスリンを分泌している臓器です。

すい臓で作リ出されるインスリン

すい臓(膵臓)は血糖値を調節するインスリン(インシュリン)やグルカゴンというホルモンを作り出し分泌しています。

通常、私たちの血液中には70〜110mg/dL程度のブドウ糖が存在していて、これを血糖といい、その値が血糖値です。

血糖値がほぼ一定に保たれているのは、インスリンやグルカゴンなどのホルモンの調節作用によります。

高血糖状態が慢性化し、持続することによってさまざまな合併症を引き起こすのが、あの厄介な糖尿病です。

イメージ1

ホルモンの調節作用による血糖値の安定

通常私たちのカラダでは空腹時には血糖値は下がってきて、これに対応してグルカゴン、アドレナリン、コルチゾールなどのホルモンの分泌が盛んになって、血糖値を上げる方向に働きます。

また逆に、食後などは血糖値が上がってきますが、このときインスリンというホルモンがすい臓(膵臓)から分泌され、血糖値を下げるように働きます。

しかし、なんらかの原因でインスリンの分泌機能そのものが衰えたり、分泌されたとしても作用する力が低下すると高血糖状態になります。

イメージ2

【すい臓関連ニュース&トピックス】

つい最近、唾液(だえき)を検査するだけで3種類の癌を発見することができるという画期的とも言える技術が開発されたということが発表され、ひじょうに注目と期待を集めています。

今回開発された技術というのは、採取した唾液に含まれる物質を特殊な装置により解析することで、すい贈がん、乳がん、口腔がんという3種類の癌のいずれかを発症している患者さん特有の物質を見分ける事が可能ということです。

この技術のスゴいところは、唾液を採取するのみという事で患者さんへの負担が極めて少ないという事と発見率にあり、最も低い発見率である口腔がんでさえ80%の確率で、乳がんでは95%、そしてすい贈がんの場合では何と99%の確率で発見することが可能ということです。


健康食品に認証マーク
健康食品の消費拡大に伴い、厚生労働省は成分基準の新設や認証マークの導入検討など、安全性確保のための総合的な対策づくりに乗り出し、2007年度中に取りまとめる方針とのこと。
検討会では色々と議論され基準を設ける対象や具体的内容、基準を満たした商品に認証マークを付け、それ以外と区別することなどを検討する。
現在においては「特定保健用食品(トクホ)」として許可された製品だけは国が審査しているが、それ以外の製品は製造・販売業者の責任に委ねられている。


すい臓(膵臓)について項目タイトル

すい臓(膵臓)カテゴリー別記事一覧