すい臓(膵臓)の場所と形

すい臓(膵臓)は胃と十二指腸に囲まれており、胃の後ろに隠れる位置にあります。

すい臓(膵臓)のある箇所

私も含めた一般の人で、カラダの中ですい臓のある箇所をハッキリと把握している人というのは少ないのではと思います。

内臓の中ですい臓は胃と十二指腸に囲まれており、胃の後ろに隠れる位置にあります。すい臓(膵臓)は厚さ約3センチ・長さ約15センチくらいの大きさです。

すい臓の形を言い表す時によく、縦に長い洋ナシを横に置いたようなというか、オタマジャクシのような形と表現されます。

すい臓は、体の中央付近から左の方にのびており、腹膜より背側にあり、腹膜に癒着しているためほとんど動かないそうです。

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膵臓がんの発見が困難な由縁

いろいろとあるガンの中でも「膵臓がん」の早期発見が困難な理由として、その症状の殆どは自覚症状がないというのが挙げられますが、

先に述べたように、

すい臓がお腹の奥でわかりにくい身体の真ん中にあり、胃や十二指腸、脾臓、小腸、大腸、肝臓、胆嚢など多くの臓器に囲まれているといったことも、

膵臓がんが発生しているとしても、簡単な検査などだけでは早期に見つけることが著しく困難となる要因のひとつだと思われます。

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【すい臓関連ニュース&トピックス】

ガンの進行度を示すものに「病期(ステージ)」というものがあるということをご存知の方も多いと思われますが、この病期の分類はガンの種類によって異なってきます。

すい臓がんの病期(ステージ)の診断としては、日本膵臓学会の規約による分類もしくは国際的な分類であるUICC分類のどちらかが用いられています。

分類の内容が多少異なるものの、最も早期であるとされる「ステージI」に関してはどちらの場合も、リンパ節への移転がないということと、ガンの大きさが2cm以下で膵臓内にとどまっているといった場合に該当します。


隠れ糖尿病
通常の健康診断では見抜くことができないと言われている新しいタイプの糖尿病である「隠れ糖尿病」というのが話題になっているそうです。
隠れ糖尿病の特徴は、空腹時の血糖値は正常なのに、食後に特殊な検査をすると血糖値が糖尿病患者なみの数値まで跳ね上がるとのことです。
日本人の場合、空腹時の血糖値が正常な人のおよそ3割がこの体質を持つという研究まであるらしく、空腹時の血糖値だけではなく、食後の血糖値の急上昇にも注意が必要だと言われ始めています。


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