すい臓に負担を掛けない食事
基本的にすい臓(膵臓)に負担をかけるような食品や食事の摂り方などは御法度。
すい臓(膵臓)と食生活の基本
既に何かしらのすい臓病を患っている方であれば、 基本的にすい臓(膵臓)に負担をかけるような食品や食事の摂り方などは御法度です。 また、すい臓疾患の原因がアルコール性によるものと判断されている場合には、当たり前のことですが飲酒など問題外です。 すい臓(膵臓)になるべく負担を掛けないように、食事は糖質中心の低脂肪食とし、脂質は制限し、脂肪の少ない食品を選んだり、味付けはうす味にすることなどが基本です。 また、カフェイン、炭酸飲料、香辛料といったいわゆる刺激性のある食品などの摂取も避けることが大切とされています。 |
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一回の食事量を少なくする
一回の食事でお腹いっぱいになるまで食事量を多くとることは、すい臓を刺激したいへん負担をかけることになります。 これは膵臓病に限った事でないですが、すい臓にとって大きな負担となる暴飲暴食はもってのほかです。 とくに膵臓病により腹痛を繰り返す患者さんは、食事摂取による疼痛誘発を避けるために1回の食事量を少なくし、1日に4〜5回摂取するようにと勧められています。 |
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トランス脂肪 |
【すい臓関連ニュース&トピックス】
女性の乳がんに対する撲滅運動として「ピンクリボン・キャンペーン」というものがあり、最近ではよくさまざまな媒体で見聞きする事が増えましたが、最近はすい臓がんに関する同じような運動があり、「パープルリボン・キャンペーン」と呼ばれています。
ガンの種類の中でも胃がんや肺がん、大腸がんといったものは罹患率も高い事ことから、何かと話題に取り上げられる事も多いので認知度が高いのですが、すい臓がんに関してはまだまだ世間一般に広く知られているとは言い難い現状にあります。
しかしながら、患者さんが年々増加傾向にあることや早期発見が難しく難治性の癌であるということから、このような啓蒙活動により少しでも多くの人にこのガンが認知されることはひじょうに有意義なことであると思います。